ある洋館、そこにはキレイな水槽が1つ。
そこで泳ぐ一匹のキレイな魚。
その名を知ることができれば、一度だけ大切な過去を
ふり返ることができる・・・
結婚報告パーティーを開いたエミリーとマシュー。
個性的な友人たちが続々と集まってくる。
なごやかにパーティーが始まろうとしたとき、
ある招待状が見つかる。
「幸せのサインを始めた瞬間、一人ずついなくなる・・・。
アガサが書いたであろう物語のように・・・
続ければ・・・誰もいなくなる。
これは、一通目の招待状」
魚の名を知りたかった、哀しい二人の物語。
されど上質なミステリーには、穴がある―